日曜日、Dethklokの公演をOrpheum Theaterで見てきた。
Dethklokというのは、私も最近知ったのですがデスメタルバンドが主役のTVアニメ番組が基となり、プロのミュージシャンで構成されたいわゆる企画モノのバンド。
先に書いてしまう、企画モノとは言いながら、各メンバーは相当の猛者(例えばベーシストはスティーブヴァイのツアーメンバー)ばかりで、寸分の狂いも無い演奏に驚いた。
さて、今回はこのDethklokではなく、ゲストのMastodon、Converge、High On Fireを観るのが目的。
■High On Fire
6時半から一発目、High On Fireのステージが始まったときは未だ観客も100人強といったところ。
会場のOrpheumは座席指定なのですが、ストーナー神Matt Pikeに扇動され、そんな決まりは関係ないとばかりに観客はステージ前方に集まった。
(私もそのうちの一人だ)
前回、同バンドを見たのは2年前の10月。
3人編成ながら、初期のMetallica、Slayerといった匂いがする楽曲でライブも非常にヘビー。
しかし、これだけツアーをこなしているバンドも珍しい。実際この2年の間に、私は行かなかったが、他にGigantour、Opethのツアーでもバンクーバーに来ており、今回近作発表後実に4回目となるわけだ。
オフィシャルHPによれば既に新作のプリプロダクションは行われているということ
なので、来年には新作を期待したいところ。
■Converge
久々に背筋がぞくっとするようなバンドに出会った。
楽曲のキレの良さもさることながら、グルーヴマスターの名に相応しい。なんというウネリを感じた。
■Mastodon
「え?、何コレ」というくらいベース/ヴォーカルの声が出ていない。演奏もチグハグ。
それでもこのライブを良かったと思う人がいるからあまり中傷してはいけないか。
前の2バンドが余りにも素晴らしかったので、もう霞んでしまった。
このあたりが限界かなあ。。
■Dethklok
アニメ映像をバックに演奏力の高いデスメタルを聴かせてくれた。演奏が上手い、本当に上手い。どうしてこれだけ早い曲をミスゼロで演奏出来るのか不思議でしょうがない。企画ものだから普通のライブとは違う。なんというかロックオペラを見させられているような気持ちになった。
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment