Sunday, March 7, 2010
鰻づくし
毎回、日本に帰国する度に再会している20年来の友人に頼んで、うなぎの美味しいお店に連れて行ってもらった。
店は浅草橋の「よし田」。友人の話によればこの店の先代が吉田カバンの先代と兄弟の関係にあったそうな。
そんな話はさておき、今回は友人の提案で、しばらく美味しい鰻料理を食べる機会も無いからと鰻づくしとなった。まずは鰻の塩焼きから始まり、よ多漬け(鰻の味噌焼き)、鰻のタタキ、そしてメインディッシュは鰻重の特上で、これだけ鰻を食べる機会もそうはないであろう。これに酒代を合わせても、一人一万円はしなかったので、満足度は高い。
店の主人、女将さんはとても気さくな方達で話も弾み、私はすっかりこの店のファンになった。
バンクーバーのお土産

バンクーバー出発当日、空港のオリンピック公式ストアでミトンの手袋を発見。
どこを探しても品切れ状態で諦めていたのに、バンクーバー最後の日に見つけることが出来るとは何と幸運なことか。
機内持ち込みの手荷物を見送りに来てくれていた上司に預け、買い物かご一杯にLサイズとMサイズの手袋を買うも、もっと買っておこうと再度もう一籠分買い込み、合わせて30個弱になった。
同様に他の人もまとめ買いしていく人がほとんどで、ものの10分ほどで店頭の在庫は売り切れた。その後も間を置きながら、店の奥から補充されたストックが瞬く間に無くなっていく。これでは確かに購入する機会を得るのは難しいはずだ。
購入した手袋は家族、親戚をはじめ、知人、友人、お世話になっている人達にプレゼントした。皆の喜びの笑顔が何より嬉しい。
Saturday, March 6, 2010
さよなら、バンクーバー。
5年と9ヶ月のバンクーバー駐在を終えて、次の赴任地ドイツ、フランクフルトへの異動準備のため、昨日日本に帰国した。
異動の内示を1月に受けて、僅か1ヶ月で内9日間はフランクフルトで住居選定、ビザ準備、そしてバンクーバーに戻ってきて、仕事の引継ぎ、引越とジェットコースターのように駆け抜けていったが、作成した行程を粛々とこなしてきた。
一気に気持ちを次の赴任地、フランクフルトに向けているからか、バンクーバーに未練を持ち、それが前進の障害になったりということは全く無い。
個人的にはベストなタイミングでの異動、正しい判断だったと思う。
バンクーバーでの仕事について、自分がゼロから作り、形にできたこと。また仕事を通じて得た人脈は掛け替えの無い財産である。
メインの現地仕入先が送別会を開いてくれ門出を祝ってくれたり、転勤挨拶メールに対する何十という返事、それらは言葉に表現出来ない程嬉しい出来事で生涯忘れることはできない。
プライベートについては、100を越えるであろうライブに通い、Coachella、ロラパルーザ、サスカッチ等、有名な音楽フェスに行き、音楽に触れる機会が沢山持てたこと、また同業関係の友人と楽しんだゴルフ等、思い出をいっぱい作ることができた。
さよなら、そしてありがとう、バンクーバー。
フランクフルトに何年いることになるのか分からないが、仕事以外に色んな経験を積み、旅を重ねることで、さらに無形の財産を築いていけたらと感じている。
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