Saturday, March 6, 2010

さよなら、バンクーバー。




5年と9ヶ月のバンクーバー駐在を終えて、次の赴任地ドイツ、フランクフルトへの異動準備のため、昨日日本に帰国した。

異動の内示を1月に受けて、僅か1ヶ月で内9日間はフランクフルトで住居選定、ビザ準備、そしてバンクーバーに戻ってきて、仕事の引継ぎ、引越とジェットコースターのように駆け抜けていったが、作成した行程を粛々とこなしてきた。

一気に気持ちを次の赴任地、フランクフルトに向けているからか、バンクーバーに未練を持ち、それが前進の障害になったりということは全く無い。

個人的にはベストなタイミングでの異動、正しい判断だったと思う。
バンクーバーでの仕事について、自分がゼロから作り、形にできたこと。また仕事を通じて得た人脈は掛け替えの無い財産である。

メインの現地仕入先が送別会を開いてくれ門出を祝ってくれたり、転勤挨拶メールに対する何十という返事、それらは言葉に表現出来ない程嬉しい出来事で生涯忘れることはできない。

プライベートについては、100を越えるであろうライブに通い、Coachella、ロラパルーザ、サスカッチ等、有名な音楽フェスに行き、音楽に触れる機会が沢山持てたこと、また同業関係の友人と楽しんだゴルフ等、思い出をいっぱい作ることができた。

さよなら、そしてありがとう、バンクーバー。

フランクフルトに何年いることになるのか分からないが、仕事以外に色んな経験を積み、旅を重ねることで、さらに無形の財産を築いていけたらと感じている。

No comments: